日本海シリーズ・第1弾 天橋立~城崎、温泉と地ビールを求めて その3(1日目)
伊根の舟屋と地酒と牡蠣
京都から天橋立、伊根町へのアクセスは前記事に書いたので、今回は、伊根町で訪れた観光スポットや見どころを紹介していきます。
どこに行くにも、下調べは大事。
予想外のことに出くわす、行き当たりばったりを楽しむ旅も悪くはないけど、せっかく行くなら、最低限の見所を知って行くほうがいい。
とかなんとか言いながらも、行けばなんとかなるさって高を括って、あんあまり計画性がなかったのが実情ですが…
今回伊根町で訪れたスポット
(1)伊根浦公園
(2)向井酒造
(3)お食事処かもめ
の3か所でした。ちょっと、いや、かなり少なめ。
本当は遊覧船で伊根湾クルージングとか、道の駅とかも覗いてみたかったけど、今回は計画と時間が足りず、頓挫。。。
って落胆した“フリ”しながらも、舟屋の街並みとか、グルメとお酒とか、厳選したスポットの要所はしっかり押さえてあったので、当然、満喫してきましたけど♪
これを教訓にして、これから伊根に行く人はしっかりと計画を立ててね!!
それで、伊根町って一体どんなとこ??
伊根町は、京都府北部にある丹後半島の北東部に位置する、人口2000人ぐらいのこじんまりとした町。
天橋立からは、車で30分ほど行ったとこにある、江戸時代の古い倉とか建物が立ち並ぶ街並みが魅力。
「釣りバカ日誌」、「男はつらいよ」とかの映画、朝ドラ「ええにょぼ」の舞台としても登場したことがあって、隠れた名所。
朝ドラのポスターはよく目についた。
で、いっぱいある建物の中でも、一番の見所は、海に面した「 舟屋 」と呼ばれる家々。 全部で230軒ぐらい立ち並ぶ景色は、海に浮かぶ町みたいに見える独特の光景が素晴らしい。
舟屋の見た目は、古い2階建ての木造建築やけど、1階部分がボート専用の停泊場とか漁業用具置き場になってるっていう珍しい造り。
「ふなやん」とかいう舟屋を擬人化した可愛らしいご当地ゆるキャラもいるらしい(見かけなかったけど…)。遭遇できた人はラッキーかも。
(1) 伊根浦公園
天橋立からバスに揺られること約1時間、昼過ぎに伊根に到着して、まず最初に立ち寄ったのが「伊根浦公園」。
以前は町役場だった跡地を整備して作られたところで、公園の名前は、地元の児童が決めたとか。
岸から間近に舟屋を見ることができるスポットで、伊根の中心を担ってる。
公共の駐車場やトイレもあるので、ここからて周辺散策をスタートするのに便利。
桟橋があって、海上タクシーの乗り場としても使えるところ。
訪れた日は平日やって、観光客も少なく、波に揺られるように悠然と佇む舟屋をゆっくりと独占して眺めることができた。
ところで、観光地って、どこ行っても外国人の姿が目に付く。
京都の奥地、伊根でもそれは例外じゃなかったことに驚く。
バスを降りてぷらぷらと町を散策してると、ハングルを話す二人組の女の子に出くわした。
京都市内なら当たり前に、そこら中に外国人がいてるのは、もはや日常の風景なってるから、まったく不思議な光景じゃないけど、伊根で同じように出くわすと、逆にカルチャーショックを受ける。
一体どこで誰からここの情報を聞いてやってきたの。
日本人でも地方のややこしい路線バスに乗ってわざわざやってくるには、それなりの情報集める必要があるってのに、多分日本語に馴染みの薄い外国人が同じように訪れて、町を闊歩するするためには、同じような情報収集の仕方で間に合うとはあんまり思えない。
外国語の情報源って、想像以上に広まってることをひしひしと実感。
(2)向井酒造
「向井酒造」は、江戸時代に創業した老舗で、日本で一番海に近い酒蔵らしい。
桜色した、ロゼの日本酒、「伊根満開」が人気の定番商品。
酒粕の入ったアイス最中もあって、お酒が飲めない人も楽しめるはず!
訪れたときは、親切な女将さんにいくつか試飲もさせてもい、この後はほろ酔いで散策することができた。
(3)お食事処かもめ
「お食事処かもめ」は、向井酒造から歩いて30秒ほど行ったとこにある、海に面した食堂。
伊根は、ご飯食べられる店は限られてるので、多くの人が訪れる。
2階にある店内からは、ワイドに開いた窓から海を眺めながらることができて、舟屋を見ながら、伊根で獲れた新鮮な海鮮料理を楽しむことができる。
ここは、向井酒造の女将さんに紹介してもらって行ってみた。
やっぱり何でも地元の人に聞いて教えてもらうのが確実。
ここで食べたのは、牡蠣とお刺身定食。
写真には写せてないけど、お造りの下の箱には、煮物とイカの煮付けが入ってる。
メニューは季節の旬によって変わって、冬には、ぶりしゃぶも食べられるらしい。
訪れたのは、14時頃だったので、遅めの昼食やったけど、観光客がちらほらといて賑わってた。
ここで相席になった老夫婦とは、この後も行く先々で遭遇して、お互いに「よく会いますね」なんて言ってたのが印象的だった。
観光地って、大体コースが決まってるので、なおかつ平日やと人も少ないので、どこ行っても、見た顔がいる。